講義内で雑談が多い講師はアリかナシか
※専門学校のテキストに書き込んだ「ゴロ合わせ」。当時の講師が教えてくれました。
専門学校の講師にもいろんなタイプの方がいます。
明るい方、おとなしめな方、よくしゃべる方、最低限しかしゃべらない方、話すテンポが早い方、遅い方…
首都圏の校舎では同じ科目でも週ごとに違う講師が担当していたりして、自分と相性がよさそうな講師を探すために開講当初はいろんな講師の授業にでる方もいるようで。
ネット配信される映像でしか勉強したことない自分にはとてもうらやましい環境です。
そんな講師の方の特徴のひとつに
・雑談が多い、または少ない
というのがあります。
雑談というのは単なる無駄話ではなくテキストには載っていない内容、例えばその講師独自の暗記方法とか、講義の内容が実務でどう取り扱われているかといった体験談、税理士実務での面白体験談といったもの。
この雑談が多い講師はアリでしょうか、ナシでしょうか?
私は雑談大好き派
結論から言えば
個人的には雑談大好きだったので、アリです!
特に受験当初通っていた専門学校の講師は雑談大好き派(笑)
公認会計士としても活躍されている方だったので、税理士業務のみならず公認会計士業務の雑談もたくさんしてくれました。
毎回の講義に必ず雑談を入れてくれるのでその雑談を楽しみにしていたのを覚えています。
講義内容に絡めた雑談は楽しいだけでなく学習にも役立ちます。
とにかく暗記量が多い税理士試験。
丸暗記せざるをえない論点がたくさんあるのですが、講師の雑談があった論点は出題されたときに
「この論点、講義のときにあの雑談をしてくれた部分だよな~」
といった感じで思い出すとっかかりにできたりするんです。
そして雑談と言うよりはその講師独自のノウハウと言うべきかもしれませんが、私は「ゴロ合わせ」が大好きだったのでゴロ合わせを多用する講師との相性はバッチリ。
一番印象に残っているのは大原で受講した法人税法の講師。
法人税法では中古資産の耐用年数を求める算式があるのですが、その算式の覚え方として教わったのが
「ホッケ刑事、法廷に現る。」
というもの。
算式の頭文字をうまく取ってつなげたものなのですが、「顔だけホッケの刑事が法廷に現れる」というその絵面が面白くて(笑)
その後この算式を忘れることがなくなったのは言うまでもありません(^^)
雑談なしはちょっとさびしい…
最初の講師が雑談大好き派だったので、専門学校を変えた後ほとんどの講師が雑談が少なかったのにはびっくりしました。
映像通学というスタイル上雑談を入れてはいけないルールがあって、生の講義ではたくさん雑談されていたのかもしれませんが。
せっかく講義を受けるのであれば雑談であったりその講師独特のノウハウだったりなんらかのプラスアルファがあってほしいな~と思います。
ただテキストを読んで問題の解き方を解説して、はい終わり。これでは独学でテキストを読み込むのとたいして変わらなくなってしまうのではないでしょうか。
ほとんどの科目は9月から翌年の本試験近くまで約1年近くおつきあいするので、講師の人となりが知れるような雑談も聞いてみたいですしね。
必要最低限の情報に絞って短時間で効率よく講義を完了させるのもそれはそれで需要があると思いますが(実際従来より大幅に講義時間を短縮した講義もあるみたいですね)。
雑談がまったくないのはちょっとさびしいかな…と思います。
まとめ
雑談アリかナシかは人それぞれ、と言ってしまえば身もふたもないのですが(^^;)
自分は今後セミナーなど人前でしゃべる機会があれば雑談を織り交ぜてしゃべれるようになりたいです。
必要なことだけしゃべる方がきっとラクなんでしょうけど、やっぱり聞く立場からするとそれだけじゃ物足りなくなるんですよね。
[今週の雑談]
大原から税理士試験に官報合格したか報告してほしいというハガキが届きました。
おそらく同姓同名の方が今年の合格者として官報に記載されていたから、過去の受講生名簿に載っていた私宛に送られたのかなと。
模擬試験しか受講したことのないTACからも電話がきました。
TACは合格したときに特に報告もしなかったのでしょうがないと思うのですが、大原は合格祝賀会に出席してインタビュー&パンフレット掲載までさせてもらったのに「合格済み」として受講生名簿には登録されていないんでしょうか…
合格者が入会できる「大原アシスト」にも登録してるんですけどね(^^;)