キーボード操作の効率性を高めるには「親指」がカギ!
独立する少し前からPCの操作方法にこだわっています。
・マウスを使わない、極力キーボードで操作する
・ショートカットキーを積極的に使う
・タッチタイピングを徹底する
・テンキーは極力使わない
こんな感じでマウス中心の操作からキーボード中心の操作へ移行しました。
その結果、作業効率は相当よくなったと思います。
実際に計測したわけではないので完全に主観ではありますが。
2年経ってマウスを使えないことへのストレスはほぼなくなりました。
ただキーボードで操作できない作業にはタッチパッドを使っているのですが、そういうときは正直マウスを使う方が早いです。
元々はマウスがあるとついついそれに頼ってしまうから、と思い半分修行的な意味合いでマウスを外していたのでそろそろマウスは解禁してもいいのかなと考えています。
手を動かすことが億劫に…
キーボード中心の操作に慣れてくると、マウス中心の操作をしていたとき頻繁に行っていたことが億劫になってきます。
それはホームポジションから手を動かすこと。
特に「Enter」と「Alt」に手を伸ばすことが面倒に。
Enterは使用頻度が非常に高いのにキーボードの右端にあり、そこまで手を動かすのがめんどくさくなりました。
Altはアクセスキーを使用したいときに必須で、マウス中心の操作をしていたときはほとんど使いませんでしたが、今では多用するようになりました。
Excelなどのソフトでショートカットキーを覚えていなくてもAltを起点にしてキーボードだけで操作を完了できる、これがアクセスキーです(例えばExcelで「上書き保存」を行うならAlt→F→Sの順でキーボードを押せば実行できます)。
このAlt、通常のキーボードだとSpaceの両側の辺りに配置されているのですが私のキーボードは左側にしか配置されていません。
アクセスキーとして使う分には順番にキーを押せばいいのでそれ程不便ではなかったのですが、ショートカットキーとして押すときは他のキーと同時に押す必要がありSpaceの右側にも配置されていないとキーボード左側のキーが同時に押せず、非常に不便でした。
キーの配置をソフトで変えてみた!
ネットで調べていたら
「KeySwap」
というソフトを見つけました。
フリーソフトでGoogle検索をすれば簡単に見つけられます。
このソフトではキーを押したときの動作を本来の動作から別の動作へ変更することができます。
変更したのはこの二つ。
・Spaceのすぐ左側のキー「無変換」というほとんど使っていなかったキーをEnterに設定
・Spaceの一つ右側のキー「カタカナひらがなローマ字」というこれまたほとんど使っていなかったキーをAltに設定
元々の位置にあるEnterとAltに別の機能を設定してしまうと混乱するので、それらは元の機能をそのまま残しました。
親指での操作が超便利!
これで左親指でEnter、右親指でAltが押せるようになりました。
この結果…
キーボード操作がすごく楽になりました!
最初の内はついつい元のキーを押してしまうことが多かったのですが、次第にその回数も減っていき今では違和感なく新しいキーを使えています。
・PC操作の中でも使用頻度の高いEnter
・ショートカットキー、アクセスキーに欠かせないAlt
この二つをホームポジションからまったく移動せずに押せるようになったことで操作効率が劇的によくなりました!
他にも「KeySwap」を使って便利になったキーがあったのでそれはあらためて記事にしたいと思います。
手許にあるキーボードの配置に違和感がある方、もっとこうなっていれば便利なのに!と考えたことがある方には「KeySwap」、オススメです!
ただあまり設定をいじりすぎると今度は他人のPCを操作するときにやりづらく感じてしまうので、よく使うキーの機能は元のキーでも有効にしたままで、ほとんど使わないキーによく使うキーの機能を追加する位の使い方がいいんじゃないかなと思います。