ふるさと納税で「ぜいたく」しつつ「節約」もする

ティッシュとトイレットペーパー

 

任意の自治体へ寄付をして返礼品をもらいつつ、節税につながるふるさと納税。

ここ数年で制度の認知が進み、年々利用する人が増えてきた印象があります。

「年末に寄付をして高級食材をもらい、年末年始の食事を豪勢に!」

ふるさと納税をしている方の中にはこう考えている人も多いんじゃないでしょうか。

実際楽天のふるさと納税サイトのランキングを見ると上位20位はすべて食材でした。

 

年に一度のぜいたくとして、高級食材をもらうのはありだと思います。

でも、様々なモノが値上がりしている現在。

高級食材だけでなく、日用品など普段使うものを返礼品としてもらい生活費を抑える、という選択肢もありです。

 

ぜいたく品100%から比率を変える

年に一度のぜいたくをなくし、返礼品を日用品100%にすれば節約効果は大きくなります。

ただ、ぜいたくをまったくしない生活はそれはそれで味気ないもの。

大事なのはバランスです。

例えばこれまで食材100%だった返礼品を以下のように変えてみてはどうでしょうか。

・食材70% 日用品30%

・食材50% 日用品50%

・食材30% 日用品70%

自分にとって心地よく感じるバランスがきっとあるはず。

私だったら食材50%、日用品50%くらいが心地よく感じます。

 

楽天のふるさと納税サイトでは一般的な家族のふるさと納税上限額を例示しています。

30歳男性・年収500万円・専業主婦、小学生の子ども一人の3人家族の場合

ふるさと納税上限額は49,000円。

キリよく上限額を5万円と仮定すると

食材50%、日用品50%なら

25,000円ずつ。

人気ランキング上位のものを見てもほとんどのものは1万円~2万円。

これまで食材を4品頼んでいたところ、食材2品にしてもそこそこのぜいたく感は味わえるのではないでしょうか。

 

ティッシュ・トイレットペーパーがオススメ

では、これまで食材ばかりもらっていた方は食材に代えて日用品で何をもらうべきか。

日用品の上限が25,000円なら

オススメは

ティッシュとトイレットペーパー。

私自身昨年のふるさと納税でもらった返礼品です。

 

エリエールのティッシュは静岡県富士宮市の返礼品。

エリエールティッシュ

15,000円の寄付で5個入りが12パック、計60個もらえます。

小さいころから鼻炎もちで一般的な方よりティッシュを多く使っているであろう身としては、ティッシュの質には多少こだわりがあります。

安いティッシュの場合ざらざらしていて摩擦を感じやすく、すぐ鼻が荒れてしまいます。

エリエールのティッシュは割高な分、なめらかな肌触りで鼻が荒れにくくとても使いやすいです。

12パックも自宅に届けてもらえるので、当面普段の買い物でティッシュを購入する必要がなくなるのもいいですね。

結構場所をとる(縦65cm×横35cm×高さ58cm)のでそれなりの広さの保管スペースは必要ですが。

 

同じくエリエールのトイレットペーパーは愛媛県四国中央市の返礼品。

トイレットペーパー

10,000円の寄付で12ロール入りが6パック、計72ロールもらえます。

名前のとおりシャワートイレ(ウォシュレット)のために作られており、水に濡れても破れにくくなっています。

この破れにくさがとても快適でクセになります。

ティッシュと同じく場所をとる(縦58cm×横44cm×高さ35cm)のでアパート暮らしのような保管スペースが確保できない方にはオススメできませんが、一軒家住まいで保管スペースを十分に用意できるような方にはとてもオススメです。

 

このティッシュとトイレットペーパー、合わせて25,000円。

使用期限はありませんし、毎日必ず使うものなので余ってしまう心配もありません。

買い物をする手間もなくなりましたし、大満足の返礼品です。

 

がんばらなくても続けられる「節約」をしよう

以前はふるさと納税の恩恵を受けようとすると、確定申告をしないといけない手間がありました。

今は「ワンストップ特例制度」を申請すれば、確定申告をしなくてもふるさと納税の恩恵を受けることができます(もともと確定申告が必要な方などは除く)。

ワンストップ特例は寄付をした自治体から送付されてくる特例申請書に必要事項を記入して返送するだけで受けられるので、確定申告に比べればいたって簡単です。

一度やり方を覚えれば、あとは毎年やることは変わりません。

「節約」をするなら、こんな感じでがんばらなくてもできる節約がオススメです。

 

・毎日チラシを見比べて1円でも安いスーパーをはしご

・ネットで調べて1円でも安いガソリンスタンドで給油

これらも立派な「節約」ですが、がんばらなきゃできない節約です。

がんばらなきゃできない節約は時間と労力を投入し続ける必要があり、費用対効果を考えてもあまり得策とは思えません。

ふるさと納税も仕組みを覚えるのに最初は時間と労力を必要とします。

ただ、一度仕組みを覚えてしまえばあとは時間も労力もほぼ使うことなく、毎年返礼品を受け取りつつ節税することで生活費を「節約」できます。

がんばらなくてもできる節約、ふるさと納税。

これまでしたことがない方も今年からチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

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