「トイレを制するものは受験を制する!?」税理士試験のトイレ対策
税理士試験は年に1度の人生をかけた大勝負。
緊張せずにいつもの力を発揮できるのがベストですが、実際は緊張しないわけがありません。
私は緊張するとお腹に影響がでやすいタイプ。
お腹が痛くなって途中退出…
そんな理由で1年を棒にふっては泣くに泣けません。
幸い8回の受験の中で体調不良を理由に退出することはありませんでした。
私がこれまでにとった主な対策は3つ。
- 前日にトイレの場所を確認しておく
- 3時間尿意をもよおさない状況を把握しておく
- ストッパ(下痢止め)をポケットに入れておく
以下それぞれの詳細を書いていきます。
前日にトイレの場所を確認しておく
初めての受験会場であれば会場までの経路確認を兼ねて必ず下見をすべきです。
その下見のときに会場の中まで入ることができるのであればどこにトイレがあるのか確認したいところです。
大学であれば受験教室から少し離れたところは受験生があまり利用しないので試験開始直前でも待つことなく利用できる可能性が高いです。
そのような場所を把握しておくだけでも心に余裕が生まれるのでオススメです!
イベント会場だとトイレの数がかなり限られますが、大学が会場だったりするといろんなところに設置されています。
自分の知る範囲内ではポートメッセなごやはかなり設置数が少なくて長蛇の列ができていました。
(今年の愛知県は愛知大学なんですね…)
一方埼玉県の獨協大学はいろんなところに設置されており、トイレ渋滞は起きづらかったです。
ポートメッセなごやでは受験者数No.1の簿記論を受けていたのも長蛇の列ができていた理由のひとつでしょうね。
受験地は基本自宅から一番近いところを選ぶのがよいと思いますが…
例年この受験地ならこのイベント会場、この大学、とある程度推測ができるので、私のようにお腹に不安を感じやすい人は多少遠くても大学が会場となりやすい受験地を選ぶのもよいかもしれません。
3時間トイレに行かなくて済む状況を把握しておく
試験時間は2時間。
ですが、開始時間の15分くらい前には席につくよう指示があります。
終了後も解答用紙の回収に時間がかかるので15分くらいみておいた方がいいでしょう。
そう考えると最低2.5時間、できれば3時間くらいはトイレに行きたいと思わないような状況を作りたいものです。
試験中少しでも
「トイレに行きたいかも…!」
ってなったらそれだけで集中力が削がれてしまうので。
私はふだんコーヒーを愛飲していることもありトイレが近いです。特になぜか午前中に。
なので試験当日の朝だけはコーヒーは一切飲まず。
朝食時にとる水分は最低限のお茶だけ。
極力本番まで水分を取らずに試験に臨みました。
かといってあまりに水分をとらないと試験中にのどが渇いてしまい、それはそれでよくないのですが。
今はペットボトルの持込が可になっているのでのどの渇きはそこまで気にする必要はないでしょうね。
ストッパ(下痢止め)をポケットに入れておく
試験開始前までに万全の準備をしても避けられないのは突然の体調不良。
試験中に突然お腹が痛くなった場合途中退出できないこともありませんが、もし途中退出した場合合格することはまずないでしょう。
例え離席時間が5分であっても税理士試験の場合その5分は致命傷です。
よっぽど完成度を高めて解答時間が5分少なくても全問解答できた、というなら話は別ですが。
私は幸い突然体調不良になるといった年はありませんでしたが、いつそうなるかわからないという不安は常にありました。
そこでお守り代わりに持つようになったのが
水なしで飲める下痢止め薬「ストッパ」!
机の上には決められた筆記具などしか置けないので、確かポケットか床に置いたバッグの一番上のすぐ取れるところに置いておいていざとなったら飲もう!と考えていました。
カンニングを疑われるリスクがあるのでやるなら自己責任で、ということにはなってしまいますが…
自分としては万一体調を崩した場合、途中退出して100%落ちてしまうくらいならこの薬を飲んで試験を続行できる方に賭けたかったのでこの方法をとりました。
結果的に一度も使わずに済んだのは
「万一のことが起きてもこの薬があればなんとか試験は受け続けられるだろう!」
という安心感がもてたからじゃないかなー、と。
この安心感ををもてる、という点からもいざというときの薬を用意しておくのはありじゃないかなと思っています。
もちろん薬は普段飲みなれたものがあればそれでいいでしょう。
ただストッパは水なしで飲めるというのが当時とても助かりました。
「安心感」が平常心をもたらしてくれる
「本試験では緊張せず平常心でいつも通りの力を発揮できればそれだけで合格に近づける」
とよく専門学校の講師が仰っていました。
実際その通りだと思います。
今回紹介したのは体調面から発生しうる不合格リスクを解消するための方法です。
リスクを解消していくと安心感が生まれます。
安心感があると平常心で試験に臨みやすくなります。
もちろん他の要因で緊張することも多々ありましたが。
特にお腹まわりの体調面で不安がある方は事前にできる対策があります。
ぜひ自分なりの方法を確立してベストな体調で本試験に臨んでください!