税理士試験の申込をあえて遅めに行うと試験当日有利な環境で受験できるかもしれない
税理士試験の申込受付期間は短いです。
2019年は5月8から5月20日まで。
2週間もありません。
私が受験していた頃もだいたいこの位でした。
もしも受験願書や提出書類に不備があって期限内に受理されなかったら受験そのものができません。
一年間勉強をがんばってきたのにそんなことになったら泣くに泣けません。
なので通常は受付開始が始まったら早めに申込を済ませる方が多いと思います。
しかし、受験当日の環境を考慮すると実は遅めに申込をすると有利になる可能性があります。
今回の話は私自身も経験したことがある、試験当日有利な環境で受験できた体験談です。
早めに申し込むとやる気のある受験生が多い前の方の席になる
私は毎年申込受付期間初日に申込を済ませていました。
書類に不備があった場合がこわいのと単純に忘れてしまうのが心配だったので。
そうすると試験当日の席は前の方が多かったです。
おそらく申込順で前の方から席が決まっていくのかな、と。
であれば、自分のまわりにはどんな受験生が座りやすいか。
やる気のある受験生か、やる気のない受験生か、ということであれば早めに申し込む=やる気のある受験生、の方が多いでしょう。
やる気のある受験生は試験当日欠席する可能性が低いので前後左右の席にちゃんと受験生がいるケースが多かったです。
一度席に着けば後ろの方をじっくり眺めることもなかったのでその環境が当たり前だと思っていたのですが…
遅めに申し込むとやる気がない受験生が多い後ろの方の席になる
確か相続税法を受験した年だったと思うのですが、受験申込がかなり遅くなった年がありました。
受付期間ギリギリとまではいかなくても期間の後半の申込だったはず。
その結果受験当日の私の席はかなり後ろの方になりました。
そして周りを見渡すと…
まず隣の席に人がいない!
(通常3人掛けの長机に2人配置されるケースが多いです)
そして…前の席にも人がいない!
この環境が超快適でした。
隣に人がいないおかげで隣のスペースを超ゆったり使えました(隣に人がいる場合すごく窮屈です)。
前に人がいないので問題用紙や解答用紙を机からはみださせることが容易にできました(狭い会場だと前の席がすくそばで用紙が前の人に当たってしまうんです…)。
特に毎年隣の人の電卓の音が気になる、貧乏ゆすりが気になる、なんて人には最高の環境でしょう。
前年の提出書類の控があるベテラン受験生はあえて遅めに提出するのもあり
最初に書いたように提出書類に不備があって受験できなくなっては元も子もありません。
初受験の方は何かしら不備がでるリスクがあるので早めに申し込んだ方が安全でしょう。
ただベテラン受験生なら前年に提出した書類の控はとってあるはず。
基本願書などの書き方は毎年変わらないので、いつも周りの音が気になって集中できない…なんて方はあえて遅めに提出してみるのもありではないでしょうか。