ショートカットキーのはじめの一歩に! 覚えやすさ重視のExcelショートカットキー7選
ショートカットキーは自然と身につくものではなく
「この操作は必ずショートカットキーでやるんだ!」
と意識して繰り返し使わないと身につきません。
逆に意識して数ヶ月ショートカットキーを使い続ければ操作方法を身体が覚え、自然と指が動くようになります。
慣れてくると格段にPCの操作速度をあげられるこのショートカットキー。
ただ私と同世代の方は皆そうだったと思うのですが、初めてPCを触るようになったのはWindows95が大ブームになった頃でした。
それから長い間PCはマウスで操作するという考えが当たり前だったので、なかなかショートカットキーには挑戦する気になれませんでした。
マウスなら何も覚える必要がなく直感的に操作できて、それはそれでラクなので。
ショートカットキーは最初に操作方法を覚えないといけないため、敷居が高くなっているのは否めません。
挑戦の敷居を下げるためには最初は使用頻度が高い操作より、覚えやすい操作から挑戦した方がいいのかもしれません。
実際自分は操作キーが英単語の頭文字になっているものが覚えやすく、そこから少しずつ使えるショートカットキーを増やしていけました。
そこでExcelを例にとっつきやすい、覚えやすいと思われるショートカットキーを7個選んでみました。
Excelの覚えやすいショートカットキー7選
ショートカットキーはCtrlを組み合わせたものが多くあります。
Ctrlを使わないものの中にも重要なものはたくさんありますが、今回はCtrlを使ったものに絞って選びました。
1.Ctrl+F(Find) 検索
検索→見つける→Find→F
…やや強引かもしれませんが。
Excel内の文字列や数値を検索する機能で、使用頻度は結構高めかと。
ダイレクトに文字列や数値の入力場所にとべるので重宝します。
ちなみにもう一つ似た機能で使い勝手のいい「置換(検索した文字を別の文字に置き換える)」のショートカットキーは
Ctrl+H
です。
置換→痴漢→変態→Hentai→Hなんて覚え方があったりします(笑)
覚え方が直感的とは言いがたいので7選には選びませんでしたが、すごく便利な機能なのでExcelを活用したいのであれば率先して覚えるべきだと思います。
こういうちょっと笑えるこじつけ系の覚え方は個人的には大好きなのでまた別の記事で紹介できれば(^^;)
2.Ctrl+N(New) 新しいブックを開く
新しい→New→N。
新しいブック(ファイル)を簡単に作れます。
3.Ctrl+S(Save) 上書き保存
保存→Save→S。
めちゃめちゃ使います。
というか突然のフリーズに備えてマメにこのショートカットキーで上書き保存しましょう。
何時間もかけて作成したファイルがフリーズして保存できなかった…
これほどムダで虚しいことはありません泣
4.Ctrl+P(Print) 印刷する
印刷→Print→P。
プレビュー画面がすぐ確認でき、微調整したいときに便利です。
5.Ctrl+C(Copy) コピー
コピー→Copy→C
ショートカットキーのド定番といえばこれ。
これにCtrl+X(切り取り)、Ctrl+V(ペースト)と合わせて定番ショートカット三兄弟といったところですね。
三兄弟全部覚えてしまえばいわゆる”コピペ(コピー&ペースト)”がマウスより断然早くできるようになります!
6.Ctrl+D(Down) 上のセルを下にコピペ
7.Ctrl+R(Right) 左のセルを右にコピペ
下に→Down→D
右に→Right→R
個人的に超オススメしたいのがこの二つ。
通常のコピペがコピー、ペーストと二つ操作が必要なところを一つで済みます。
何ヶ所もコピペしなければいけないときの効果は絶大です!
まとめ
操作の頭文字がそのままキーになっているのでイメージしやすいショートカットキーを7つ選んでみました。
重要度の高いキーは他にたくさんあるのですが覚えやすさ優先で。
「ショートカットキーを使ってみたいけど、覚えられない…」
「本当にショートカットキーを使うメリットがあるのかいまいち実感できない…」
という方にぜひ一度挑戦してみてほしいです。
自分もマウスを使うのとさほど差はないだろうと思っていて長い間ショートカットキーを使ってきませんでしたが、今では欠かせない存在になっています。
マウスを使っていないのでその存在感は更に増しています。
今回はExcelのショートカットキーを紹介しましたが、実はショートカットキーの多くがその他のソフトでもそのまま流用できたりします。
なので一度覚えた操作についてはかなりの確率で流用できます。
ぜひ覚えやすいところからチャレンジしてその便利さを体感してみてください!
[今週の雑談]
以前から薬局で薬をもらうときにしょっちゅう「お薬手帳」を忘れていたので、日本薬剤師会が提供する「日薬eお薬手帳」というアプリをDLしてみました。
お薬手帳を持って行かないと薬代が少し高くなってしまいますが、スマホであれば忘れることはほぼないのでこれで安心です。
過去にもらった薬のデータを集約して確認する、なんていうのはまさにITが得意とする分野。
お客にはアプリを使ってもらう方が薬局側も便利だと思うのですが、いきつけの薬局ではまったくアピールしていませんでした。
もちろんスマホを使っていない方もたくさんいるので紙のお薬手帳も必要だと思いますが、スマホを持っている世代の方にはもっとアプリを活用するようにしてもらえば薬局側・お客側どちらにとっても便利なのにな…と思いました。
なにかアピールできない業界の事情があるのかはわかりませんが(^^;)