マイナンバーカードを取得するのは思いのほか大変だった
マイナンバー制度が導入されてから早数年。
マイナンバーカードは取得しても特にメリットなし、と判断してこれまで交付の申請はしてきませんでした。
実際マイナンバーが必要になってもマイナンバーが記載された通知カードで事足りてたので。
しかし、最近はそうもいってられないケースがでてきました。
現住所の記載がない通知カードが使えない
銀行や証券会社で自分の口座を作ろうとするときに、マイナンバーの提出が求められます。
最近は運転免許証などの身分証明書を含めてスマホで写真撮影してそのまま送信できる、というやり方が増えてきました。
マイナンバーの提出はこれまで通知カードを写真撮影することで問題なかったんですが。
先日証券会社の口座を作ろうと通知カードの写真を撮ろうとしたときに問題が起きました。
通知カードが片面しか撮影できない…
私の通知カードに記載されている住所は現住所と違います。
通知カードが交付されたあとに現住所に引っ越してきたので。
ただ引っ越してきた後に市役所で手続きをしているので、通知カードの裏面には現住所がちゃんと記載されています。
なので両面を撮影すれば問題ないはずなのですが、表面だけしか撮影できないと登録する現住所とは表記されている住所が違うのでエラーになってしまいます…
申請はかんたん、けどかんたんには受け取れない
今後もこのようなケースはありえるだろうし、マイナンバーカードもオンライン手続きに使えたり、今後健康保険証の代わりになったり便利と思えることもでてきたので、思いきって申請することにしました。
申請はスマホひとつで、とてもかんたんにできました。
マイナンバーカードの申請が集中しており、申請後交付されるまで時間がかかると聞いていたので、申請後受け取り案内の書類が届くまで1~2ヶ月位かかったのも問題ありません。
問題は受け取りの方法です。
長野市の場合は、市役所か支所へ受け取りに行く前に事前予約が必要です。
専用Webサイトが用意されており、そのサイトから受取場所と日時を選択できます。
WebサイトのURLは郵送されてくる案内文書に書いてあります。
私の場合市役所より支所の方が自宅から近いので早速受取場所を最寄りの支所に指定して予約しようとしたのですが、なんと、10月まで全然空きがない…!
下の画像はブログ作成日の2021年7月26日時点のものですが、確か7月上旬くらいに確認した時点で同じような状況だったのを覚えています。
市役所本庁へ取りに行く場合は結構空きがありますが、それでも当日から1週間以上先でないと予約ができない模様。
うーん、わざわざカードを受け取りに行くためだけに予定を入れたくはない…。
予約なしでも受け取れた
ふと、市役所から届いた案内文書の一文が目に入ります。
「当日予約も可能な場合があります。」と!
市役所の近くまで行くことはあるのでそのときに運がよければ受け取れるかもません。
ある日市役所のそばまで行く予定ができたので、電話予約専用の電話番号に電話をしました。
ところが、これが繋がらない…!
何回かけても、まったく応答がありません。
十数回かけてもダメだった時点で電話予約をあきらめ、仕方ないので予約なしで市役所へ行ってみました。
多少待っても渡してもらえないだろうかと。
で、結果的にはあっさり受け取ることができました。
当日、電話予約なしでも受付OKでした。
たまたま行ったのが平日午後で市役所を訪れる人が少ない時間帯だったみたいで。
2人しか待っている人がおらず、10分ほど待っただけで順番がまわってきて、手続き自体も数分で終わりました。
さいごに
私の場合は平日に市役所へ行くことができたおかげか、わりとすぐにマイナンバーカードを受け取ることができました。
ただ窓口の方は「本当に時間帯によって混雑度はバラバラ」と言っていたので、運がよかっただけかもしれません。
市役所の近くを普段通ることがある方なら、予約なしでも何度か受付まで行けばすいているタイミングがあるかもしれませんね。
案内文書には電話予約やWeb予約なしでも受け付け可能なことが書いてなかったし、電話でそのあたりを確認したくてもまったくつながらないし。
カードの申請はネットを通じてかんたんにできたので、カードの受取に関しては余計に「こんなに手間がかかるもんなの!?」と感じました。
まぁ、身分証明にもなる大事なカードなので慎重に受け渡しをしようとすると手間がかかるのもしょうがないのかもしれませんね。