簿記論と同時受験した科目

※実家に保管してあった簿記論と同時受験した科目の本試験問題用紙(初受験の第56回は紛失)

※簿記論受験中の試験結果

 第56回→簿記論× 財務諸表論×

 第57回→簿記論× 財務諸表論○

 第58回→簿記論× 法人税法×

 第59回→簿記論×

 第60回→簿記論○ 消費税法×

 

第68回の税理士試験が先週終了しました。

受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

専門学校の新しい講義がスタートする9月までの約1ヶ月間、この間くらいはゆっくりしてもいいと思います!

 

会計科目を卒業するまで税法科目にいくべきじゃない?

税理士試験受験生にとって8月は一年の間で唯一ゆっくりできる月であると同時に次回受験する科目を決める月でもあります。

自己採点の結果合格確実ラインを超えていれば9月から新しい科目の講義を選択するのに迷いはないでしょう。

一方自己採点の結果どうにも厳しい結果になりそう、それが入門的科目といわれる簿記論と財務諸表論(会計科目)だった場合はどうでしょうか。

「会計科目が受かる目途もたってないのに税法科目の勉強なんて無謀かな…」

「もう一度9月から会計科目の講義を受けなおすかな…」

なんて考えている方もいるかもしれません。

 

今回の受験がインプットもままならず本試験の問題に手も足もでなかったのであれば、一から講義を受けなおす意味はあると思います。

インプット内容の整理が自身の中で進み成績が飛躍的に伸びる可能性もあるからです。

 

しかしインプットはばっちり、模試の成績も悪くなかったのに本試験独特の緊張感に飲み込まれて思うように点を取れなかった、なんて方もいるでしょう。

こういった方は9月から会計科目を再受講する必要はないと思います。

ギリギリボーダーラインにのらなかった方なら、いざふたを開けてみれば合格している可能性だってあります。

少なくとも合格発表がある12月までは新しい科目の講義を選択すべきだと思います。

結果不合格だった場合でも年明けから再受講すれば十分戦えるレベルにもっていけるはずですから。

 

会計科目を卒業していない段階で選択すべき税法科目は

冒頭に書いたとおり私は会計科目卒業までに第56回から第60回まで5年かかりました。

財務諸表論に2年かけたのは標準的だと思うのですが、簿記論にハマりまくったのが痛かった…

 

2年目こそ1年目のインプットが不十分と判断して9月から同じ科目を再受講しましたが、3年目はもうインプットは十分やったと判断して法人税法を受講。

本試験まで法人税法の受講はやり遂げましたが、これは正直無謀でした。

税理士試験で一番重たいといわれている法人税法にひっぱられて簿記論の勉強がロクにできず、いい結果を残せませんでした。

 

5年目に同時受験したのは消費税法。

消費税法はミニ税法と呼ばれる科目のひとつで、勉強する量は法人税法より遥かに少なくすみます。

初受験だったので勉強時間はそれなりに費やしましたが直前期でも簿記論の勉強時間を確保することができ、いいバランスで勉強できたと思っています。

 

意外と税法科目の方が自分に合っているかも

5年目初受験の消費税法は次の年に合格。

3年目初受験の法人税法は最後の年に2回目の受験で合格。

 

いずれも

一発合格!

とはいきませんでしたが、簿記論受験期間中に頑張ってインプットを済ませていたことで2回目の受験勉強がスムーズに進んだのは間違いありません。

 

会計科目がなかなか受からない方にはぜひミニ税法の同時受験を勧めたいです。

ミニ税法の中では消費税法がダントツで実務に役立つのでオススメです。

 

ネットの情報で

「会計科目は入門科目。税法科目は会計科目とは段違いの難易度。」

というのをよく目にしてきました。

 

私もこの情報をみて

「会計科目に何年も受からないのに、税法科目なんて受かるわけない…」

と自信喪失した時期もありました。

 

しかし5科目受験を終えて、身をもって体験できました。

確かに税法科目は難しいけど、会計科目に苦労していても税法科目にトントン拍子で受かる場合もあるんです!!

 

 

会計科目になかなか合格できず、ドロップアウトしようか迷っている方へ

ぜひ一度税法科目を受講してみてください。

インプットする内容がおもしろい、興味をもてる!という方でしたら税理士そのものに向いていないということはないはずです。

 

ただ財務諸表論に受かっていない場合、財務諸表論の理論暗記と税法の理論暗記がダブるのはかなりきついので

・簿記論と税法の2科目受験に切り替える(財務諸表論はいったんお休み)

・3科目受験するけど本命は会計科目の2科目合格、税法は翌年以降の合格を目標としインプット中心の学習にして時間をかけすぎない

のどちらかが現実的かもしれません。

 

会計科目の受験だけでドロップアウトしてしまうなんてもったいない話です。

せっかくここまで頑張ってきたんだから税法科目もぜひ受験してみましょう!!

ドロップアウトの判断をするのはそれからでも遅くないはずです!

 

[今週の雑談]

税理士試験の結果通知はこれまで不合格の場合A~Dランクが通知されるだけでした。

今回からは具体的な点数が表示されるようになったんですね。

これまでは合格基準の60点にギリギリ届かないAランクは50~59点という表記だったのでAランクでも59点かもしれないし50点だったかもしれませんでした。

これがもし不合格で59点という通知をもらったら…

悔しすぎて何日も眠れなくなりそうです(汗)

合格まで具体的に何点足りなかったのかがわかるのは自身の実力を把握するためにはいいと思いますが、本当にギリギリで不合格というのがわかってしまうのはランク制のときよりキツイですね。