入力フォームの項目が多いせいで顧客を逃しているかも?なぜメールアドレスを2つに分けて入力させるのか。

先日セミナー代金をクレジットカードで決済しようとしました。

普段使っているカードのブランドはそのセミナーの決済に対応しておらず、別のカードで決済しようとしました。

するとエラーメッセージがでてどうにも決済できません。

どうやら以前は対応していなかった本人認証サービスに登録してからでないと使えなくなったようです。

めんどくさいなーと思いつつその認証サービスの登録用入力フォームから必要事項を入力していったのですが…

 

エラーがでて登録できない!?

必要事項を全部入力し、「送信」ボタンをクリックしたら…

ここでもエラーに!

 

どっか間違えちゃったのかなーと気を取り直し、今度こそ間違わないよう丁寧に入力し間違いがないことを再確認。

絶対間違えてない。大丈夫。

そう確信して再度「送信」ボタンをクリック。

 

 

 

……

 

 

 

………またエラー!?

 

 

「なんで?ありえないでしょ!あんなに確認してから送信したのに!」

 

と憤おっても文句を言える相手もいないので仕方なくもう一度入力画面をチェックしていくと…

 

メールアドレスの入力欄が2つに分かれてる!

エラーの原因が判明。

原因はメールアドレスの項目が「@」を境に2つに分かれていたためでした。

 

私は普段単語登録機能を使っています。

この機能を使えば

「めあど」

と入力してSpaceを押せば

「suzuki@easy-tax.jp」(事務所のアドレス)

と変換することができます。

入力ミスがなくなるのでとても便利です。

 

今回もこの機能を使っていました。

その結果、@の前の部分のみを入力する項目にアドレスの全部が入力されていたのです…

 

@を境にして2つに分けて入力する理由は?

メールアドレスの項目が2つに分かれているのを1つと勘違いして入力したのは私の落ち度。

弁解の余地はありません。

 

しかし、しかしですよ…

なぜメールアドレスを2つに分けて入力させるのか?

 

私が記憶する限り、PCを使用するようになって初めてこの形式の入力フォームを目にしました。

これまではどのサイトでも「めあど」からの変換で問題なかったのです。

 

何か理由があるのかと思い、入力フォームについて解説したサイトをいくつか調べてみました。

 

その中で入力項目を細かく分ける理由として

「自由度を下げるため」

というものがありました。

 

例えば「氏名」なら

入力項目1つで

氏名「鈴木健一」

と入力できた方が

入力項目2つで

氏「鈴木」 名「健一」

と入力するより楽です。

項目が分かれているとTabを押すにしろマウスをクリックするにしろひと手間増えるので。

 

それでもあえて項目を2つに分けるのは入力フォームの内容を受け取る側が、取得するデータに規則性をもたせるため。

項目が1つだと入力の自由度が上がります。

「鈴木健一」(氏名の間にスペースを入れない)

「鈴木 健一」(氏名の間に全角スペースを入れる)

「鈴木 健一」(氏名の間に半角スペースを入れる)

こんな感じで人によって入力形式がバラバラになってしまい、データとして活用しづらくなってしまいます。

これを防ぐためにあえて項目を2つにして自由度を下げている、という理由には説得力がありました。

 

また、住所地なんかは都道府県、市町村などを分けて入力させることで、都道府県別のデータ、市町村別のデータを集計するときに便利。

という理由がありこれも納得できるものでした。

 

メールアドレスを2つに分ける意味はないのでは?

ではメールアドレスの入力を2つに分けることにもそのような理由があるのか?

 

……結局私にはその理由が分かりませんでした。

@の前ではどんな単語が使われているのか分析する?

@の後ろではどんなドメインが使われているのか分析する?

 

いやー、ないでしょう。

そんなこと分析して経営の役に立つとも思えないし。

 

入力フォームは極力簡素化すべき!

今回はクレジットカード決済をするためにはなんとしても登録を完了させるしかなく、何度も見返した結果自分の間違いに気づくことができました。

 

しかしこれが

何かのアンケートに答えるため

だったり

ちょっといい感じの飲食店をみつけて予約するため

に入力しようとして今回のような事態になったらどうしていたか?

 

間違いなく

「めんどくさいな~、もういいや!」

と入力するのをやめていたでしょう。

 

入力フォームを提供している側からすれば、入力フォームまでたどり着いた方は本来貴重なお客様になりうるはずなのにそれをみすみす逃してしまうことになります。

 

入力フォームに入れてもらったデータを経営に活用するという視点も大事だけど、利用者目線に立ったときに面倒くささを感じさせない、エラーをおこさせないフォーム作りの方がもっと大事

と今回の件を通じて実感しました。

 

早速自分の問合せフォームを見返してみましたが…

うん、シンプルに設計してありました(笑)

 

 

余談ですが

今回の入力フォームはエラーが起きた後、カード番号、有効期限、セキュリティコードが全部クリアされていました。

エラー発生項目を訂正する以外に正しく入力してあった部分を再度入力しなければならない。

これにはかなりげんなりしました…

正しく入力してある項目はそのままでエラー項目のみ訂正すればOK、その要訂正項目も色を変えるなどの方法で気づきやすくなるよう利用者に配慮した設計をしてほしいものです。