5分前行動は大事だけど、客先へは5分前に到着すべきなのか

新年度が始まって1週間経ちました。

毎日新入社員研修でクタクタという新社会人の方もいるのではないでしょうか。

 

「5分前行動をしましょう」

新入社員研修でも、学生時代でもよく言われた言葉です。

例えば仕事の開始時間。

始業時間の5分前から仕事を始めていれば「時間に正確な、やる気のあるやつ」というプラス評価につながるでしょう。

仕事始めにやることはスケジュールチェックやメール確認など自分一人で完結することがほとんどだと思うので、他の人を急かす必要もありません。

新入社員の方は自身のやる気をアピールする手段としても5分前行動はありだと思います。

 

では客先への訪問時、5分前行動すなわち5分前には到着すべきでしょうか。

 

お客さんの時間を5分奪うことに…?

客先への訪問時に遅刻は厳禁。

そう考えて以前は打合せ開始時間ちょうどからその5分前の間に訪問するようにしていました。

しかしあるとき5分前行動に疑問を呈している方のブログ記事を読んでから考え方が変わりました。

ブログ記事は端的に書けば

「10時からの打合せなら10時に到着すべき。

5分前の到着は相手の時間を5分奪っていることになる。」

という内容でした。

 

自分が来訪者を迎える立場になって考えてみると

「10時の約束なら9時55分から10時の間位に来られるかな。」

という発想でした。

なので自分が訪問するときも5分前に到着すれば問題ないだろう、と思っていました。

 

けれどその点は個人差があるのかもしれない、と先のブログを読んで思いました。

お客さんの中には10時から打合せとスケジュールに入れていれば9時59分までは他の仕事や別のスケジュールを入れるようにしていて、10時ちょうどに来てほしいと考えている方もいるかもしれません。

 

1分前到着に変えてみた

その他には「10時から打合せをするんだから、10時ギリギリの到着じゃ10時から打合せができない。遅刻みたいなもんだ!」と考える人もいるかもしれません。

いろいろ考えた結果、打合せ時間ちょうどから1分前の間に訪問するようにしました。

ただ、基本的に車で訪問することになるので1分前到着ではちょっと渋滞すれば即遅刻につながります。

なので渋滞することも考慮して5分前には先方に到着するようにするのは変えていません。

早めに着いてしまっても勉強中の本を一冊バッグに入れておけば空いた時間で読むことができるので時間を無駄にしなくてすみます。

スマホやノートPCで勉強したり、メール確認等仕事を進めるのもありでしょう。

先方の駐車場が社内からバッチリ見える場合は駐車場にずっといたまま来社しないのも気を散らせてしまうかもしれないので、そういう場合は会社のそばのコンビニに寄ったりして時間調整しています。

 

まとめ

1分前到着は「時間に正確な人」というイメージをもってもらいやすいのがメリットです。

新入社員の方はこれから多くのお客さんと知りあうことになります。

「時間に正確な人」というイメージはプラスになってもマイナスになることはないはずです。

1分前到着、最初はちょっと大変かもしれませんが試してみる価値はあると思います。

 

ちなみに弊所へお越しいただける方へ。

来客スケジュールは余裕をもって組んでいますので5分前到着でも、なんなら10分前到着でも全然OKです!

時間ぴったりに来てもらわないと困るなんてことは全然ないですよ(笑)!