試験の持ち物+α

8月8日から11日までの3日間、平成29年度の税理士試験が行われます。

最後に受験した年から4年経ちますが、試験当日の朝起きてから試験がスタートするまでの間にどんどん高まっていく緊張感は未だに忘れられません…
試験がスタートすると不思議と落ち着いてくるんですけどね。

必需品以外の+α

試験直前には専門学校から必需品チェックリストが渡されるので、それをキチンと確認していけば当日これがなくて困った!ということはまずないです。
ただ個人的にこれは用意しておいてよかった!というものがいくつかあったので紹介します。

 

1.白紙(A4コピー用紙がベスト)
電卓を使う試験ではいずれも使えるかもしれません。
試験会場で用意される机の質は千差万別です。
ボロボロの折り畳み机であることも珍しくありません。
足の高さが不揃いでガタガタする机だと、ものすごく集中力が削がれます。
自分自身の電卓がうまく叩けないことに加え、へたすると隣の受験者の電卓操作で机が揺れることも…こうなっては最悪です。

このときにこの白紙が使えます。
ガタガタ具合に応じて白紙を何回か畳んで隙間に差し込むと、うまくクッションの役割をしてくれてガタガタを消せます…!

いちいち「紙」でなく「白紙」と書いたのはカンニング行為を疑われないためです。
細かいことを言いだせば自分の持ち物をかばん以外のところに置いていいのか、ということもありますが試験官もそこまで非情ではないでしょう。

 

2.文鎮的なモノ(定規、ストップウォッチ等)
これまでに受験した中でひどかった会場はある大学の大教室。
何がひどいかって机が備え付けてあるものなのですが、微妙に斜めっているのです…!
用紙が滑り落ちてくる状況ではとても集中なんてできません!

そこで念のため文鎮替わりになるものを用意していきます。
税理士試験の場合机の上に置けるものは限定されているので、定規やストップウオッチ位しか置けないでしょうし、他の資格試験でもそれはあまり変わらないでしょうが。

平らな広い机で受験できるのが一番ですが、税理士試験に関してはそうならない可能性が高いです。
そういったときの対処法を準備しておけば慌てることなく対応できます。

3.下痢止め(ストッパ的なやつ)
これは実際には使うことなく済みましたが…

緊張がおなかにくる、という方は結構いるのでは。私もそうです。
試験直前にトイレに行っておくというのは常識ですが、試験が始まったら2時間少々トイレには行けません。
途中退出はルール上できなくはないのでしょうが、一分一秒を争う税理士試験の場合5分も途中退出したら合格はまずムリでしょう。

ストッパは結局使っていないので効果の程は分かりません。
しかし、万一トイレに行きたくなったときでもストッパを飲めばなんとかなる!と思えたことで安心して試験に臨めました。
お守り的にポケットに忍ばせておいてはどうでしょうか。

 

「お守り」を用意しておこう

どれも不利な状況に対応するための「お守り」的なモノです。
税理士試験の場合、受験生は多かれ少なかれ舞い上がってしまい平常心をなかなか保てません。
自分なりの「お守り」を用意しておくことで平常心をキープできれば、それだけでかなり優位に立てます。
後は自分が持っている知識を漏れなく解答用紙にぶつけてくるだけです。

年に一度のこの試験のために、1年間ひたすら努力されてきた受験生の方々の検討を祈ります!!