興味のないDM(ダイレクトメール)は「受取拒絶」しよう

 

事務所にいろんなところから送られてくるDM(ダイレクトメール)。

私の場合、DMを見て「資料請求してみよう」とか「これ買おう!」となることはまったくありません。

チラッと中身を確認して、そのままゴミ箱行きです。

そんなつれない対応しかしていなくても、定期的に届いてしまうDM。

このDMを減らす方法として郵便物の「受取拒絶」という方法があります。

 

「受取拒絶」すれば郵便局がDMを返還してくれる

この「受取拒絶」という方法は、「受取拒否」という言葉の方が一般的かもしれませんが、郵便局では「受取拒絶」という文言が使われているので今回の記事ではそちらに表現を合わせます。

 

Q.架空請求、いたずら等、迷惑な郵便物を届けてほしくないのですが、どうすればよいのでしょうか?

郵便トラブルのQ&A

 

方法はいたって簡単。

未開封のDMに「受取拒絶 氏名」と書いたふせんを貼り付けてポストへ投函するだけです。

受取拒絶DMポストへ投函

 

 

氏名の部分は押印でもOKです。

「受取拒否」の文言を入れたスタンプも文具メーカーから販売されています。

郵便局のQ&Aにはふせんを貼るよう書いてありますが、文具メーカーではDMに直接押印するよう説明していますね。

実務上はどちらでも対応してくれるようです。

 

今後DMを送ってこなくなる保障はないけれど

この「受取拒絶」でDMを返送したからといって、差出人が今後DMを送るのをやめるとは限りません。

「受取拒絶」はあくまで「特定の郵便物の受取を拒絶する」だけのものなので。

 

ただ、私が差出人の立場なら「受取拒絶」の意思を示した受取人がいれば、その受取人は送付先リストから外すでしょう。

これまでに一度も取引をしたことがない送付先がある日DMの受取を拒否したのであれば、自社が発行するすべてのDM対して受取拒否を希望していると考える方が自然だからです。

DMを送るのだってただじゃありません。

まったく効果がでないことがわかっているDMであれば、送付を取りやめた方がわずかでも経費削減になります。

実際2ヶ月ほど前から送付されてきたDMに「受取拒絶」のふせんをつけてポストへ投函していますが、その送付先から新たにDMが送られてくるケースはありません。

 

DMが届くたびに「受取拒絶」と書いて投函すること自体はひと手間かかります。

けれど、この手間をかけるだけのメリットはあります。

 

・受取人はDMがこなくなれば確認して捨てる手間がなくなってうれしい

・送付人はムダなDMを送付しなくて済み、経費が削減できてうれしい

・ムダなDMに紙やインクなどの資源が使われなくなり、環境にやさしい

 

このとおり、みんなハッピー^^

郵便局は売上が減ってうれしくないかもしれませんが。

 

このような一度やれば永続的に効果が発生する効率化は、率先してやる価値があります。

特に大量にDMが送付されてくる会社は、効果が高いと思います。

「定期的にDMを送付してくるけど、この会社と取引することは絶対にないだろうな~」

という送付先から、試してみてはどうでしょうか。