税理士試験のボールペンは二刀流がオススメ。 ユニボールシグノを使い続けた理由

試験用ボールペン

税理士試験の答案作成に使う筆記用具は何でもOKというわけではなく、

「黒又は青インキの筆記用具」

と受験案内には書かれており実際はボールペンや万年筆を使う方がほとんどです。

私の場合万年筆を使うことはなかったので何も語ることはできないのですが、ボールペンにはこだわりつづけ最終的に最も自分に合った相棒に出会うことができました。

そこまでこだわり続けた理由や、見つけ出したボールペンのどんな点がそれ程素晴らしいのかを書いていきたいと思います。

 

税理士試験は書く量が半端ない!

科目によって多少異なりますが税理士試験はとにかく回答量が多いです。

理論問題なんて条文べた書きの問題なら30~40分ひたすら書き続ける位の量を書けなければボーダーラインにあがることすらできません。

本試験はもちろん、4~7月位の模擬試験が集中する時期はそんな苦行を毎日のように行います。

そうなるとペンを持つ手にかかる負担はハンパじゃありません。

腱鞘炎にまではなりませんでしたが、当時は右手がものすごくダルくなったり痛くなったりしてよくマッサージしたのを覚えています…

 

少しでも手に負担がかからないペンを探せ!

そんな状況なので税理士受験生は少しでも手に負担がかからないペンを探すようになります。

「万年筆は疲れにくい」

「油性より水性の方がなめらかに動く」

「ジェットストリームは書き心地がめっちゃいい」

「ドクターグリップはペンが太くて疲れにくい」

…などなど

専門学校の広報誌でも特集が組まれる位受験生の関心は高いようで、私もよく受験仲間と情報交換したのを覚えています。

 

そんな私もいろんなペンを渡り歩き、最終的にひとつのペンにたどり着きました。

それが…

 

ユニボールシグノです!!

 

 

特徴としては「ゲルインク」が使われていること。

細かい仕組みはよくわかりませんが、ゲルインクには油性の「にじんだり裏写りしにくい」という利点と水性の「なめらかに書ける」という利点を併せ持つという特徴があります。

にじむことはほとんどなく、なにより大量に文章を書くときに力をさほどいれないでペン先を滑らすように書けたときの感動は今も覚えています…!

水性のボールペンだとにじむのが気になり、油性だとなめらかに書けないのが気になっていた私にはうってつけのペンでした。

個人的にはドクターグリップのような太めのペンも合わなくて、シグノの太さも気に入っていました。

 

理論と計算でペンの太さを変える二刀流

最初は芯の太さ0.5mmのペンを使っていました。

それまでのペンと比べて格段に書きやすくなり満足していたのですが、人間慣れてしまうものです。

その内0.5mmだと理論では疲労感を感じるようになり、計算では小さな数字を書いたときのわずかなにじみで自分が書いた数字を見間違えることがストレスになってきました。

 

そこで次は芯をいろんな太さに変えてみました。

0.28、0.38、0.5、0.7、1.0…

税理士試験を受験しなければボールペンにこんなにいろんな太さがあるなんて一生知らないままだったでしょうね。

 

その結果だした結論は…

 

理論 0.7mm

計算 0.38mm

 

でした!

 

理論はとにかく書く量が多いので0.5mmより滑らかに書けて手が疲れにくい0.7mm。

1.0mmまでいってしまうと滑らかさは更に増して書きやすいのですが、どうにも私の字のサイズでは細かい文字が潰れて読めなくなるリスクがあったので…不採用(泣)

 

計算は計算過程を書く部分が極端に狭かったり、二重線で訂正後空いたスペースに書き直したりすることがあるのである程度字のサイズをコンパクトにせざるをえません。

そのときに字が潰れないことを重視すると0.38mmがぴったりでした。

滑らかさでは0.5mmに劣りますが自分の数字を読み間違えるケースはほとんどなくなったので、これも変えてよかったです。

ちなみに0.28mmも試してみたのですが、ここまで細くなると書いている途中でしょっちゅうペン先が紙にひっかかってしまいこれは候補から外さざるをえませんでした…

 

まとめ

税理士試験で人気のペンを比較しているサイトはたくさんありますが、ペンの芯の太さを問題によって変えるというやり方を紹介しているサイトはあまり見たことがないなと思って今回の記事をまとめました。

 

いつも解答中に手が疲れて書ききれなくなってしまう…と悩んでいる受験生の参考になれば!

 

 

[今週の雑談]

最近TVCMでAIスピーカー関連のものを見ることが増えた気がします。

 

Amazon Echoで家電を操作しようとした場合、返答が対象物や条件指定によって

「わかりました!」

「はい。」

に分かれます。

 

「わかりました!」は元気がよく愛想もあってとてもいい感じなのですが、

「はい。」はものすごく事務的で暗い声。

夜電気がついてないところで聞くと怖い位です…

もうちょっと明るいトーンにしてくれてもいいのにな、と思う今日この頃です(^^;)