税理士試験受験者は会計事務所に勤務している方が多いです。

 

多くの会計事務所にとっての繁忙期は

12~5月

でしょう。

 

専門学校の講義は基本的に1年間同じペースで進みます。

原則1科目につき講義の数は週2コマ。

講義の時間は3時間なので講義を受けるだけでも週6時間必要。

復習に少なくとも同じ位の時間が必要なので復習まで終わらせるには週12時間必要。

繁忙期に確保するにはなかなか難しい時間数です…

 

どうやったらこの繁忙期に仕事と勉強を両立できるのか。

同様の悩みをもつ受験生は少なくないと思います。

 

私の繁忙期状況

繁忙期といっても事務所によって忙しさの度合いは様々です。

残業なしでちょっと休日出勤する位、というところもあれば連日深夜まで残業、休日は全部出勤というところまで…

 

私の会計事務所勤務時代の繁忙期はこんな感じでした。

12~1月
残業する日の残業時間は1日あたり2~3時間位。
専門学校の講義がある日(週2~4日位)は定時あがり。
休日出勤はほぼなし。

2~3月(もう少し正確にいえば2月中旬~3月中旬の1ヶ月位)
平日はすべて残業。残業時間は1日あたり4~5時間。
休日はすべて出勤。9時から18時位まで勤務。

4月
私の場合この月は繁忙期とはいえなかったかも。
4月が決算月の法人や申告期限をむかえる法人が多くなかったので比較的余裕がありました。

残業する日の残業時間は1日あたり1~2時間位。
専門学校の講義がある日は定時あがり。
休日出勤はなし。

5月
12~1月と大体同じ状況。
休日出勤は少しあったかも。

 

割り切りも必要

2~3月以外は講義を遅れずに受講できていたし、休日を勉強に充てられたのでそこである程度の遅れはカバーできました。

 

問題は2~3月。

この時期だけはさすがに生活が仕事一色に。

家に帰ったって勉強する気力は残っていません…

休日出勤ばかりで休日に講義の遅れをカバーすることもできない…

最初の頃はどんどん勉強が遅れる自分に嫌気がさしたりもしました。

 

それが、いつの頃からか割り切ることができるようになりました。

「この期間はもう(ほとんど)勉強しない!
後でがんばる!」

と。

 

お給料をもらっている以上、期限がある仕事を優先することは当然。

けど無理に夜中の12時過ぎまで起きて勉強したって体も頭ももちません。

特定の時期に勉強量が少なくなっても、他の時期でそれを補うことができれば合格はできるはずです。

 

ただし、例外的にやったことはあります。

・土曜日のみ休日出勤後専門学校に行き18:30~21:30の講義を受講すること
・昼休みに10分でも5分でもいいから理論暗記をすること

土曜日に講義を受けた理由は講義は週2~3回位あり、これを丸々1ヶ月分も貯めてしまうと繁忙期後の期間で挽回できないと判断したからです。

復習の時間もロクにとれず、本当に講義を受けるだけでしたが受けてる間はできる限り集中して講義内容の理解に努めました。

体力的にはきつかったですが、精神的には遅れている講義コマ数を少なくできたのでいい判断だったと思っています。

未受講の講義が増えすぎるとそれが原因でモチベーションを失ってしまい、税理士試験自体からドロップアウトしてしまう…
というのもよく聞く話ですからね。

昼休みの理論暗記は新たな理論の暗記ではなく、これまでに覚えた理論の覚えなおし。

過去に覚えた理論なら5分で1題覚えなおすことも可能。

これは勉強から長期間離れることによるモチベーション低下を防ぐためにやったことですが、それなりに効果はあったと思います。

 

まとめ

会計事務所に勤めている限り繁忙期を避けることは難しいでしょう。
残業通年ゼロを謳っている事務所に就職しない限り。

大事なのは本試験までに合格に必要な実力を身につけること。

そのために必要な学習時間は毎月一定の時間でなく、トータルで確保できればそれでいいはずです。

 

怖いのは繁忙期で仕事に注力するあまり、勉強へのモチベーションを失ってしまうこと。

自分なりに割り切ったうえで勉強しない時期を設定できれば、その時期を乗り切った後モチベーションを保ったまま勉強を再開できると思います!