計測は力なり 過去の自分を視覚化できれば将来の目標にできる
※いつもより一皿少ないお持ち帰りのお寿司。
個人事業主は一年に一度決算書を税務署へ提出する義務があるので日々の取引を会計ソフトへ記録するのは当然ですが、他にも記録しているものがあります(本来の会計ソフトへの記録は事務所の業績をいち早く把握するためですが)。
・起床時間
・労働時間
・体重
・歩数
・PV(ページビュー、このサイトへのアクセス数)
どれも税務署へ提出する義務があるものではありません。
にもかかわらずなぜ記録するのか。
それは自身の目標を作るためです。
体重を毎日測ると増やしたくないという自制心が生まれる
例えば体重。
毎日風呂あがりに体重を測り、iPhoneの標準アプリに入力しています。
(今はアプリと連動する体重計もあるのでちょっと購入しようか迷い中…)
日々の入力さえしておけば勝手に体重の推移をグラフ化してくれて便利です。
2018年の6月から計測を始めています。
このグラフを見ると9月以降体重が増加傾向なのがわかります。
「ちょっとやばいな…」という危機感が生まれました(汗)。
・一週間がんばった自分へのご褒美に週1で買う回転ずしの量をいつもより一皿減らしたり。
・一週間がんばった自分へのご褒美に多くなりがちな週末の酒量をいつもより1缶減らしたり。
・おやつのお菓子を小さなチョコ1つにしたり。
・一日中ダラダラした休日でも散歩だけは頑張って1時間行ってきたり。
苦しいダイエットはしたくない(というかできない)ので、普段の行動をちょっとだけ変えています。
グラフで視覚化したおかげでほどよい自制心が生まれています。
減少とまではなかなかいきませんが、なんとか増加を食い止めている今日この頃です(^^;)
一番身近な目標は自分。1年前、1ヶ月前、1日前がどうだったかを確認できるようにしておく
会計の数字を説明するとき、去年の数字と比較しながら話をすることが多いです。
既に終わった期間のことを気にしてもしょうがないという意見があり、私も前年との比較に時間を割くことに対して疑問をもっていた時期がありました。
しかし自身の事務所の今年の業績を見ようとするとき、比較するために見たいと思ったのは過去の数値でした。
独立した後はだれも「目標」を与えてくれません。
この「目標」に過去の数値は使えます。
予算を立てていなくても、経費が前年よりも増えていれば無駄遣いをしているんじゃないか、売上が前年よりも減っていれば営業が足りないんじゃないか、などと問題点に気づくことができますから。
1年前の同じ月と比べてどうだったか、1ヶ月前はどうだったか。
毎日計測しておけば後々役に立つのでちょっと面倒ですが続けています。
会計数値の場合1日前の把握は難しいですが、体重や歩数は毎日測れば1日前の比較もできます。
過去の自分と向き合うことで、「今後こうしていこう」という目標が見つかるはずです。
同業他社との比較も参考になりますが、中小企業を対象にした経営指標はとても少なく、自社とまったく同規模の資料を見つけるのは結構難しいです。
経営指標は売上ひとつとってみても「〇万円~〇万円の会社」といった感じでどうしても対象範囲に幅がありますから。
もちろん同業他社と比べれば自社の弱いところが見えてきたりもするのでうまく使い分けたいところです。
まとめ
とかくラクな方へ流れてしまいがちな人(私のことです(^^;))にとって計測による視覚化は目標ができ、自制心が生まれるのでオススメです。
計測するのが面倒ですが、慣れてしまえば数秒で済みますしスマホアプリと連動させることができればまったく手間がかからないやり方もできるでしょう。
見たくないものを視覚化するのは勇気がいりますが、つらいことばかりではありません。
数値が改善していくのを見るのは楽しいですよ♪
一日あたりの歩数は意識して散歩の時間を増やしているので去年より増加中です!
[今週の雑談]
歯医者へ定期健診に行ってきました。
前回は虫歯が見つかったのですが今回は見つからず一安心♪
病院に行くのはいつも具合が悪くなってからでしたが自営業は身体が資本。
これからは病気を治すのではなく予防するために病院に行く回数を増やしたいと思っています。
年明けの胃カメラは初めてなのでちょっと怖いですが。