退職マニュアル本

※小売業を辞めたいと思っていたときに購入した退職マニュアル本。2004年初版。

 

就職状況が超売り手市場といわれることに違和感を覚えなくなった今日このごろ。

私が就職&転職した頃はこんな時代がくるなんて夢にも思いませんでした。

就職したのは2003年。

転職したのは2006年。

どちらも就職氷河期の頃でした。

最初の就職先の小売業界には自分の希望どおり入社したものの、労働環境の結構なブラックぶりにいつしか常に「退職」を考えるようになっていました…

 

退職者が定期的に発生するのが当たり前の職場

新卒で入社した同期は200人超でしたが、就職氷河期の当時であっても同期がひとりまたひとりと退職していきました。

3年もたなかった自分でもそこそこ在籍した方だったと思います。

先輩で働き続けいているのは超優秀で将来の幹部候補である一部の方か、なんとなく働き続けている方かで二極化していましたね。

 

当時それほどやる気があるように思えなかった先輩(とてもおもしろい先輩でしたが)の

「辞める勇気もありゃしねぇ」

という言葉が今も忘れられません…

 

「即戦力」が求められた転職市場

今ではほとんど聞かなくなった気がしますが、就職氷河期の頃は「即戦力」という言葉が流行っていた気がします。

転職者のみならず新卒に対しても就職する前に業界研究や資格取得をして「即戦力」になることを求められていました。

今考えれば

「んな、むちゃな(笑)」

って感じですが。

 

転職市場がそんな環境だったからでしょうか、転職先を決めてから辞めることができた人はそれほど多くなかったように思います。

雇用保険をもらいながら転職活動するよ。とか

資格をとるための勉強でもするよ。

といった感じの方が多かったような。

 

「25歳、資格なし、未経験」の行く末は…

私も

「もうやだ、辞めたい…」

という思いが先行し、転職活動をまったくすることなく退職の日を迎えました。

というか、当時の労働環境では働きながら転職活動をする余裕なんてまったくなかったのでやむなしです(汗)

 

で、いざ退職してどうしようとなったときに重い現実がのしかかります。

「25歳(20代後半)、資格なし、未経験」

では転職はかなり厳しいという。

当時購入した退職・転職マニュアルに書いてあった

「資格が武器になるのは27歳くらいまでだ。」

という内容にも結構あせりました。

25歳という年齢は今思えば全然若いのですが、当時は

「もう未経験の業界に転職するにはギリギリの年齢なんだ…!」

「このままでは転職先も小売業になってしまう…!」

とかなり追い込まれたのを覚えています。

 

危機感のおかげで資格勉強をはじめることができた

追い込まれたのはかなりストレスになりましたが、その危機感のおかげで退職後すぐに行動を起こすことができました。

具体的には退職後すぐに簿記の勉強をはじめる決心をし、2ヶ月後には税理士試験の勉強に移行。

10ヶ月後に税理士試験受験、受験終了後即転職活動を始めて会計事務所に転職決定。

と退職後ゆっくりすることはほとんどなく、一気に転職まで決めることができました。

就職氷河期だからこそ生まれた危機感がなかったらここまでがんばることはできなかったでしょう。

自分が経験してきた税理士試験の勉強と仕事の両立は二度とはやりたくないですが、貴重な経験だったと今なら思えます。

小売業の退職時期が今のような超売り手市場だったらきっとあれほど頑張ることはできなかったと自信をもって言えます(笑)

 

就職氷河期という環境があったおかげで今税理士として働けている。

そう考えればつらいことも多くありましたが、社会にでたタイミングが就職氷河期だったのも今思えばありだったのかな…

完全に結果論ですけどね(^^;)

 

[今週の雑談]

渋温泉郷の地獄谷にお猿さんを見にいってきました。

山小屋の中に小さなお土産屋さんがあり、レジを見ると。

クレジットカードだけでなく、電子マネーにも対応している…!

外国人旅行客に人気の場所なので需要が高いんでしょうね。

スノーモンキーは見られませんでしたが、温泉につかるモンキーは見ることができたので満足です♪