「いや、そういう問題じゃなくて…」とお医者さんに返答されてその病院に行くのをやめた話

 

本日の記事はグチ多めです。

グチが苦手な方は読まない方がいいかも。

 

先日薬を処方もらうためにかかりつけの病院に行ったんです。

たまたまそのとき調子がよくない箇所があったので

「ここの調子が悪くて…先日処方してもらった○○の薬をつけてもいいでしょうか。」

とお医者さんに聞いてみました。

 

全否定からはじまる返答

お医者さんは身体の調子がよくない箇所をチラッと見て私の質問に答えてくれました。

ぶっきらぼうに。

「いや、そういう問題じゃなくてね、○○××△△…」

薬をつけるつけないの問題じゃなく、身につけてるものがよくない。

そんな回答だったと思うのですが。

「何年も身につけているものなのになぜ今になって…」

という疑問がでたのと同時にとても気になったのが

「いや、そういう問題じゃなくて…」

という冒頭の部分。

「その症状にその薬を使うなんてありえない。」

「そうじゃなくてこういうのが原因なんですよ。」

とお医者さんにしてみれば常識的なことを丁寧に説明してくれたつもりだったのかもしれません。

ただ自分の質問を全否定したようにとれるその言い方にすごく不信感をいだきました。

元々ちょっと無愛想だな…という印象はもっていたのですが毎回同じ薬をもらうだけだったのでそれほど気にはならず。

しかし一度ダメだと思ったらその他の細かい不満も目につくようになってしまいました。

そして決めました。

「もうこの病院に来るのはやめよう」

と。

 

逆の立場になったとき同じような回答をしていないだろうか

今回の出来事を通してふと怖くなりました。

「自分もお客さんに同じような対応はしていないだろうか…」

 

例えば決算前の打合せで利益が想定していたより多くでそうなとき。

お客さんに

「借金を繰上返済すれば利益を減らせますか?」

とよく聞かれます。

借金の繰上返済が利益にまったく影響しないことは簿記の中でもかなり基本的な知識です。

ここで

「いや、そういう問題じゃないから。借金の返済は負債と資産が減少するだけで利益に影響しないんだから○○××△△…」

なんて回答をしたら今回の記事のお医者さんと同じになってしまいます。

こういうときは

「残念ですけど」

とか

「お気持ちはとてもよくわかるんですが」

といった言葉を最初にもってくるべきなのかな、と。

お客さんの考え方にまず寄り添う、という言い方が適切かはわからないのですが全否定のように受けとられかねない言葉は避けるべきなのかなと思います。

自分がお医者さんに質問したときも

「残念ですがこの症状にこの薬はつかえないんです、おそらく原因は○○で…」

みたいな言い方をしてもらっていればまったく不快になることはなかったと思うので。

 

やなことがあったら反面教師として使わせてもらう

今回のお医者さんもそうでしたが、人としてその対応はどうなんだろう…と思う方がたまにいます。

ほとんどの方はまともな対応なんですけどね。

運悪く今回のような方にあたってしまったときはすべて反面教師にさせてもらおうと思います。

そう考えればイヤな思いをしても授業料だと納得できますし。

何年か通っていた病院だったのですがささいな言葉ひとつで通院をやめよう、という判断に自分が至ったのは貴重な体験でした。

逆の立場になれば自分も長年顧問契約を結んでもらっていたとしてもささいな言葉ひとつで顧問契約を打ち切られることもありえます。

不遜な態度をとらず常に誠実な対応を心がけたいな、とあらためて思った出来事でした。

 

Googleマップで病院とかの施設を調べると口コミを見ることができます。

病院は利用者が多いからか結構な数の口コミがついていたりしますね。

これまであまり参考にしたことはなかったのですが、今回の病院の口コミを見てみると

「お医者さんの態度が横柄!」

的なものが多くて、けっこう当たっているんだなと(笑)

あまり口コミを鵜呑みにするのもどうかと思いますが、新しい病院を探すときの参考にしてみます。