PayPayはじめました。現金のみを貫くか、一つだけでも別の決済方法を用意するか

PayPayのQRコード

※弊所のPayPay決済用QRコード。応接テーブルの隅っこに置いてあります。

 

弊所もキャッシュレス決済を導入しました。

導入したのはPayPayです。

 

税理士事務所とキャッシュレス決済

正直なところ税理士事務所への支払いをキャッシュレス決済にしているケースはまだまだ少ないと思います。

月々の顧問報酬・年に一度の決算報酬どちらも振込、または現金でやり取りしている税理士の方が圧倒的に多いのでは。

まぁ厳密に言えば振込もキャッシュレス決済といえますが…今回の記事では「キャッシュレス決済」はQRコード決済やクレジットカード決済、という意味です。

 

自分がキャッシュレス決済の恩恵を受けているのにお客さんが受けられていないのは…

自分自身はプライベート・事業用共に何年も前から決済はほとんどキャッシュレスです。

一消費者としてそのメリットは十分に体感していました。

消費者側では十分なメリットを受けているのに事業主側では使えるようにしていない、ていうのはバランスとれていないよな…

とは思っていました。

けど税理士事務所でキャッシュレス決済はそんなに需要ないよな…

導入もめんどくさそうだし…

と、キャッシュレス決済の導入をずっと先送りしてきました。

 

「キャッシュレス・消費者還元事業」でキャッシュレス決済利用者が増える!?

そんな自分が導入を決心するきっかけになったのがこの制度。

 

キャッシュレス・消費者還元事業

 

消費税増税まで1ヶ月をきってにわかにこの制度が注目されています。

この制度はどんな制度か。

ざっくりいえば

消費者がキャッシュレス決済をすれば中小企業なら5%、コンビニ等の大手フランチャイズ店なら2%のポイント還元が受けられる

というもの。

5%還元を受けられれば消費税が10%になっても実質5%。

軽減税率対象の食料品なら8%が実質3%。

消費税増税後の方がむしろ今より安く買い物できることになります。

PayPayはここにさらに5%独自ポイントを上乗せするまちかどペイペイというキャンペーンも行ったりするようです。

 

このキャンペーンはQRコード決済だけでなくクレジットカード決済も対象です。

スマホがないからQRコード決済は使えないな…という年配の方でもクレジットカードは持っている、という方は少なくないでしょう。

5%も還元されるなら現金じゃなくカードを使おうか、という流れはきっと広まってくるはずです。

 

もちろん消費者として「現金しか使いたくない!」というのも、店側として「うちは現金だけだよ!」というのも自由です。

ただ自分はたとえ利用頻度が低くても最低限何かひとつキャッシュレス決済ができる状況は作っておきたいな、と思いました。

お客さんが希望すれば5%還元を受けられる体制を作っておくのもサービスの内なのかな、と。

そのうえでお客さんが現金決済を選ぶならそれはそれで全く問題ないですし。

 

PayPayなら当面(2020年6月30日まで)は決済システム利用料や入金手数料など導入費用・維持費用が一切かかりません。

その後は有償化するのかもしれませんが、ひとまず無償の間は導入しておいて損はないと思います。

 

[今週の雑談]

はじめて人間ドック(半日コース)を受けてきました。

内視鏡、喉に麻酔がかけられていてもきつかった…( ;∀;)

人間ドックの代金はPayPayで決済できました。

まとまった現金を用意しておかなくていいのはやっぱりラクチンです♪